最終更新日:2026年6月28日
寝るときのドライマウス対策は?口呼吸・乾燥を防ぐナイトケア
夜中に口の渇きで目が覚めたり、朝起きたときに口の中がネバネバしていたりすることはありませんか。
寝ている間は、日中よりも唾液の分泌量が少なくなります。 そのうえ、口呼吸や鼻づまり、暖房・冷房による部屋の乾燥などが重なると、口の中はさらに乾きやすくなります。
一時的な乾燥であれば、寝室の加湿や水分補給などで改善することもあります。しかし、毎晩のように強い渇きを感じる場合は、薬の副作用、糖尿病、シェーグレン症候群などが関係している可能性もあります。
この記事では、寝るときに口が乾く原因、就寝前にできる対策、乾燥を防ぐグッズ、疑われる病気、歯科医院で相談できることを詳しく解説します。

寝るときに口の中が乾くのはなぜ?
寝ているときの口の乾燥は、単に水分が足りないだけで起こるとは限りません。
口呼吸や室内環境、唾液の分泌量、服用している薬、全身の病気など、複数の要因が重なっていることがあります。
口呼吸や鼻づまり
就寝時のドライマウスで多い原因の一つが、口呼吸です。
鼻で呼吸していると、鼻の中で空気が加湿されてから喉へ送られます。 一方、口を開けたまま呼吸すると、乾いた空気が口の中を直接通るため、唾液が蒸発しやすくなります。
花粉症、アレルギー性鼻炎、風邪、副鼻腔炎などで鼻が詰まっていると、無意識に口呼吸になりやすくなります。 また、口の周囲の筋力低下、歯並び、肥満、睡眠時無呼吸症候群などが口呼吸に関係する場合もあります。
朝起きると口が開いている、いびきが大きい、喉が痛い、日中に強い眠気がある場合は、単なる乾燥ではなく睡眠中の呼吸に問題がないか確認することが大切です。
部屋の乾燥
冬の暖房や夏の冷房を使用すると、寝室の空気が乾燥しやすくなります。
室内の湿度が低いと、鼻や口、喉の粘膜から水分が失われやすくなります。 特に、エアコンや扇風機の風が顔に直接当たっている場合は、口の乾燥が強くなることがあります。
朝だけ口が乾く方や、季節によって症状が変わる方は、寝室の湿度や空調の位置も確認しましょう。
唾液の分泌量が少ない
唾液には、口の中を潤すだけでなく、食べかすや細菌を洗い流し、酸を中和して歯を守る働きがあります。
もともと睡眠中は、日中より唾液の分泌が少なくなります。そのため、加齢、ストレス、脱水、噛む回数の減少などによって唾液が少なくなっている方は、夜間の乾燥を感じやすくなります。
唾液の減少が強くなると、水分の少ない食品を食べにくい、飲み込みにくい、話しにくい、味が分かりにくいといった症状が現れることもあります。
薬の副作用・更年期・糖尿病などの影響
口の乾燥は、薬の副作用として起こることがあります。
睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、降圧薬など、さまざまな薬が唾液の分泌に影響する可能性があります。 複数の薬を服用している方では、作用が重なって乾燥が強くなることもあります。
また、糖尿病、シェーグレン症候群、腎臓の病気などの全身疾患や、更年期に伴うホルモンバランスの変化、ストレスもドライマウスに関係します。
ただし、口が乾くからといって、自己判断で処方薬を中止してはいけません。薬との関係が疑われる場合は、処方した医師や薬剤師に相談しましょう。
寝る前にできるドライマウス対策

就寝時の乾燥を防ぐには、寝る直前だけでなく、夕方から就寝までの過ごし方を整えることが大切です。
水分をとるタイミングを整える
水分不足は、口の乾燥を悪化させる要因になります。
日中から水やノンカフェインのお茶をこまめに飲み、喉が渇き切る前に補給しましょう。寝る直前に大量の水を飲むと、夜中にトイレへ行く回数が増えて睡眠を妨げることがあります。
そのため、日中から夕方にかけて十分に水分をとり、就寝前は少量ずつ補うのが基本です。
枕元に水を置いておき、夜中に強く乾いたときに少量飲む方法もあります。 ただし、夜間に何度も大量の水を飲まなければならないほど渇く場合は、原因を確認するために医療機関へ相談しましょう。
糖分を含むジュースやスポーツドリンクを夜中に繰り返し飲むと、虫歯のリスクが高くなるため、水を選ぶことをおすすめします。
アルコール・カフェインを控える
アルコールを飲んだ夜に、強い喉の渇きで目を覚ました経験がある方も多いのではないでしょうか。
アルコールは脱水につながるほか、眠っている間のいびきや口呼吸を悪化させる場合があります。
また、コーヒー、紅茶、エナジードリンクなどに含まれるカフェインも、摂取量や時間帯によっては睡眠や水分バランスに影響します。
寝る前の飲み物は、水やカフェインを含まない飲み物を選びましょう。口の乾燥がある方は、飲酒、過剰なカフェイン、喫煙を控えることが勧められています。
鼻呼吸しやすい状態をつくる
口呼吸を防ぐためには、まず鼻で無理なく呼吸できる状態をつくる必要があります。
入浴や蒸しタオルなどで鼻周囲を温める、寝室を清潔に保つ、花粉やほこりへの対策を行うなど、鼻づまりを軽減する工夫を取り入れましょう。
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎が疑われる場合は、耳鼻咽喉科での治療が必要になることがあります。
市販の点鼻薬には、長期間の連用によってかえって鼻づまりが悪化するものもあります。自己判断で使い続けず、症状が長引く場合は医師や薬剤師に相談してください。
口を閉じるためのテープも市販されていますが、鼻づまりが強い方や睡眠時無呼吸症候群が疑われる方が使用すると、呼吸しにくくなる可能性があります。使用前に鼻呼吸が十分にできるかを確認し、いびきや無呼吸がある場合は専門の医療機関へ相談しましょう。
口の中を清潔にしてから寝る
寝ている間は唾液の量が減るため、口の中の細菌が増えやすくなります。
就寝前には、歯の表面だけでなく、歯と歯の間や歯ぐきとの境目まで丁寧に清掃しましょう。 歯ブラシに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシを使うと、歯ブラシだけでは届きにくい部分の汚れを落とせます。
舌の汚れが気になる場合は、舌ブラシなどでやさしく清掃します。 ただし、乾燥している舌を強くこすると傷つきやすいため、力を入れすぎないでください。
アルコール成分を含む洗口液は、使用時に刺激や乾燥を感じる方もいます。 ドライマウスがある場合は、低刺激またはノンアルコールタイプを選ぶとよいでしょう。
就寝中の乾燥を防ぐグッズ・工夫
セルフケアだけでは乾燥が気になる場合、加湿器や口腔保湿剤などを取り入れる方法があります。
ただし、グッズは原因そのものを治すものではありません。乾燥を和らげる補助的な方法として使いましょう。
加湿器で室内の湿度を保つ
寝室の空気が乾燥している場合は、加湿器が役立つことがあります。
ただし、湿度を上げすぎると、結露やカビ、ダニが増える原因になります。 湿度計を使って室内の状態を確認しながら調整しましょう。
加湿器の水やタンクを放置すると、雑菌やカビが繁殖することがあります。 水はこまめに交換し、取扱説明書に従って定期的に洗浄してください。
加湿器がない場合は、濡れたタオルを室内に干す、洗濯物を室内干しするなどの方法もあります。 エアコンの風が顔に直接当たらないよう、風向きやベッドの位置も調整しましょう。
保湿ジェル・保湿スプレーを使う
口腔保湿ジェルや保湿スプレーは、乾燥した口腔粘膜を一時的に潤すための製品です。
就寝前に使用すると、寝始めの乾燥感や粘膜のヒリヒリ感を軽減できることがあります。
ジェルタイプは、指やスポンジブラシなどを使い、舌や頬の内側、上あごなどに薄く広げます。 大量に塗ると不快感やむせにつながることがあるため、製品の使用方法を守りましょう。
スプレータイプは手軽ですが、持続時間には個人差があります。乾燥の程度や使用感に合わせて選んでください。
口腔内に使用できる製品であることを確認し、刺激や痛みが出た場合は使用を中止しましょう。 人工唾液や口腔保湿製品は、乾燥症状を和らげる方法の一つとされています。
マスクを使うときの注意点
マスクをして寝ると、吐いた息に含まれる湿気が口や鼻の周辺に保たれ、喉の乾燥が和らぐことがあります。
ただし、マスクだけで口呼吸や唾液の減少そのものを改善できるわけではありません。
息苦しさを感じる方、鼻づまりがある方、睡眠時無呼吸症候群が疑われる方は、無理に着用しないでください。マスクが湿って不快になる場合や、肌荒れが起こる場合もあります。
就寝時に使う場合は、呼吸を妨げないサイズや素材を選び、紐をきつく締めすぎないことが大切です。
歯ぎしり・食いしばりがある場合のマウスピース
歯ぎしりや食いしばりがある方には、歯を守るためのナイトガードと呼ばれるマウスピースを使用することがあります。
ただし、マウスピースは基本的に、歯ぎしりによる歯のすり減りや破折、顎への負担を軽減するための装置です。ドライマウスを直接治療するものではありません。
口に合わないマウスピースを装着すると、口が閉じにくくなったり、違和感によって口呼吸が増えたりする場合があります。また、清掃不足のマウスピースには細菌が付着しやすくなります。
乾燥と歯ぎしりの両方が気になる場合は、市販品を自己流で使用するのではなく、歯科医院で口に合った装置について相談しましょう。
寝ている時の口の渇きで疑われる病気
一時的な口の乾燥は誰にでも起こります。 しかし、強い乾燥が続く場合や、ほかの症状を伴う場合には、全身の病気が隠れていることがあります。
糖尿病
糖尿病では、血糖値が高い状態になると尿の量が増え、体内の水分が失われるため、喉や口の渇きを感じることがあります。
口の乾燥以外に、尿の回数が増えた、体重が減った、疲れやすい、傷が治りにくいなどの症状がある場合は、内科を受診しましょう。
ドライマウスの背景に糖尿病などの全身疾患が関係することがあるため、口の症状だけで判断しないことが重要です。
更年期や自律神経の乱れ
更年期には、ホルモンバランスの変化やストレスなどが重なり、口の乾燥、舌のヒリヒリ感、味覚の変化などを感じることがあります。
ただし、更年期の症状だと思っていても、薬の副作用や口腔内の病気、糖尿病などが関係している場合があります。
ほてり、発汗、動悸、不眠などの症状もある場合は、婦人科や内科への相談も検討しましょう。
シェーグレン症候群など唾液が減る病気
シェーグレン症候群は、免疫の異常によって唾液腺や涙腺が影響を受け、口や目が乾燥する病気です。
口の乾燥に加えて、目が乾く、目がゴロゴロする、水分がないと食べ物を飲み込みにくい、虫歯が急に増えたなどの症状がみられることがあります。
シェーグレン症候群では、唾液の減少によって食事や会話がしにくくなり、虫歯や口腔感染症のリスクも高まります。
疑われる場合は、歯科や口腔外科を窓口として、内科や膠原病内科などと連携して検査を行います。
薬の副作用
ドライマウスは、多くの薬で起こり得る副作用です。
薬を飲み始めてから口が乾くようになった場合や、薬の種類が増えてから症状が強くなった場合は、お薬手帳を持参して医師、歯科医師、薬剤師に相談しましょう。
自己判断で薬を減らしたり中止したりすると、もとの病気が悪化する危険があります。薬の変更や量の調整は、必ず処方した医師の指示のもとで行ってください。
ドライマウスを放置すると起こりやすいトラブル
唾液には口の中を守るさまざまな働きがあります。乾燥を放置すると、見た目では分かりにくい部分でもトラブルが進むことがあります。
虫歯・歯周病
唾液は、食べかすや細菌を洗い流し、食後に酸性へ傾いた口の中を中和する働きを持っています。
唾液が少なくなると、歯の表面にプラークが残りやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。 特に、歯の根元や詰め物・被せ物の周囲に虫歯ができやすくなるため注意が必要です。
口臭
口の中が乾燥すると、細菌や舌の汚れが増えやすくなり、口臭が強くなることがあります。
特に起床時は、睡眠中に唾液が減っているため、口臭が強くなりやすい時間帯です。
水を飲むだけで一時的に軽くなる場合もありますが、歯周病、虫歯、舌苔などが原因の場合は歯科治療が必要です。
舌や粘膜の痛み
唾液が少ないと、舌や頬の粘膜がこすれやすくなります。
舌がヒリヒリする、食べ物がしみる、口内炎ができやすい、入れ歯が当たって痛いなどの症状が起こることがあります。
また、口腔カンジダ症などの感染症が起こりやすくなることもあります。 白い付着物、赤み、強い痛みが続く場合は、歯科医院や口腔外科を受診しましょう。
眠りの質の低下
口の渇きによって夜中に何度も目が覚めたり、水を飲むために起きたりすると、睡眠が分断されます。
また、口呼吸の背景に強いいびきや睡眠時無呼吸症候群があると、十分な時間眠っていても疲れが取れないことがあります。
いびきが大きい、呼吸が止まっていると指摘された、起床時に頭痛がある、日中に強い眠気がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
歯科医院で相談できること

「口の乾燥は内科で相談するもの」と思われがちですが、歯科医院もドライマウスの相談窓口の一つです。
口腔内の乾燥状態の確認
歯科医院では、舌や粘膜の乾燥、唾液の状態、口の中の傷や炎症などを確認します。
必要に応じて、唾液がどの程度分泌されているかを調べる検査を行う場合もあります。
問診では、症状が起こる時間帯、服用している薬、水分摂取量、鼻づまり、いびき、全身疾患などを確認します。受診時には、お薬手帳を持参すると原因を検討しやすくなります。
虫歯・歯周病・口臭のチェック
ドライマウスがある方は、虫歯や歯周病が進行しやすいため、定期的な検査が重要です。
歯の根元、詰め物の周囲、歯と歯の間などを確認し、必要に応じてクリーニングやフッ素塗布、歯磨き指導などを行います。
口臭が気になる場合は、歯周病、舌苔、虫歯、清掃状態など、口の中に原因がないかを調べます。
マウスピースや保湿ケアの相談
歯ぎしりや食いしばりがある場合には、歯を守るためのマウスピースを作製することがあります。
また、乾燥の程度や粘膜の状態に応じて、保湿ジェル、スプレー、洗口液などの選び方や使い方について相談できます。
市販品を使って刺激や痛みを感じた場合や、どの商品を選べばよいか分からない場合も、歯科医師や歯科衛生士に確認しましょう。
必要に応じた医科への連携
糖尿病、シェーグレン症候群、薬の副作用、鼻づまり、睡眠時無呼吸症候群などが疑われる場合は、歯科だけで原因を解決できないことがあります。
その場合は、内科、耳鼻咽喉科、婦人科、膠原病内科、睡眠外来などへの受診を提案します。
急に唾液が出なくなった、唾液腺の周囲が腫れて痛むといった場合は、唾液腺の病気が疑われるため、早めの診察が勧められます。
寝るときのドライマウスを予防する日中の習慣
夜間の乾燥を改善するためには、日中に唾液を出しやすい生活を意識することも大切です。
よく噛んで唾液を出す
噛む動作は、唾液腺を刺激して唾液の分泌を促します。
やわらかいものばかりではなく、無理のない範囲で噛み応えのある食品も取り入れましょう。一口ごとによく噛み、時間をかけて食事をすることがポイントです。
虫歯のリスクに配慮する場合は、砂糖を含まないガムを活用する方法もあります。ただし、顎関節に痛みがある方や、噛むことで症状が悪化する方は無理に行わないでください。
舌や口まわりを動かす
会話が少ない、やわらかい食事が多いなど、口を動かす機会が減ると、口周囲の筋肉を使う頻度も減ります。
舌をゆっくり前後左右に動かす、頬を膨らませる、口を大きく「あ・い・う・え・お」と動かすなど、無理のない範囲で口の体操を行いましょう。
唾液腺の周囲をやさしくマッサージする方法もあります。ただし、唾液腺に腫れや痛みがある場合は、自己流で強く押さずに受診してください。
こまめな水分補給
一度に大量の水を飲むのではなく、日中から少量ずつこまめに補給しましょう。
暑い日、運動後、入浴後、発熱や下痢があるときは、体内の水分が失われやすくなります。
ただし、心臓や腎臓の病気などで水分摂取量を制限されている方は、自己判断で増やさず、主治医の指示に従ってください。
定期的な歯科メンテナンス
ドライマウスがある方は、虫歯や歯周病が進みやすいため、症状がなくても定期的なチェックが大切です。
歯石やプラークを除去するだけでなく、歯磨き方法、フロスや歯間ブラシの選び方、フッ素配合歯磨き粉の使い方なども確認できます。
お口の状態に合わせた間隔でメンテナンスを受けましょう。
よくある質問
寝るときにドライマウスにならないためにはどうしたらいいですか?
まずは、日中からこまめに水分をとり、就寝前の飲酒や過剰なカフェインを控えましょう。
寝室が乾燥している場合は加湿し、エアコンの風が顔に直接当たらないよう調整します。鼻づまりがある場合は、口を無理に閉じるのではなく、耳鼻咽喉科などで鼻呼吸しやすい状態を整えることが大切です。
就寝前に口腔保湿ジェルやスプレーを使用する方法もあります。
毎晩強く乾く、夜中に何度も水を飲む、いびきや無呼吸がある場合は、原因を調べるために受診しましょう。
寝てる時に口の中が乾くのは病気ですか?
寝室の乾燥や一時的な鼻づまり、飲酒などが原因であれば、必ずしも病気とは限りません。
ただし、症状が長く続く場合や、目の乾燥、頻尿、体重減少、唾液腺の腫れ、強いいびき、日中の眠気などを伴う場合は、糖尿病、シェーグレン症候群、睡眠時無呼吸症候群などが関係している可能性があります。
まず歯科医院で口の状態を確認し、必要に応じて医科を受診しましょう。
ドライマウスは何が不足して起こりますか?
ドライマウスは、単純に水分や特定の栄養素だけが不足して起こるものではありません。
脱水が原因となることはありますが、口呼吸、唾液腺の機能低下、薬の副作用、ストレス、加齢、全身疾患など、さまざまな要因が関係します。
そのため、水を飲んでもすぐ乾く、乾燥が長期間続く場合は、「水分不足だろう」と自己判断せず、原因を確認することが重要です。
マスクをして寝ると喉の乾燥は防げますか?
マスクの内側に湿気が保たれるため、喉や口の乾燥が軽くなることはあります。
ただし、マスクは口呼吸や唾液不足そのものを改善する治療ではありません。 また、鼻づまりや息苦しさがある方にとっては、睡眠を妨げることがあります。
無理なく呼吸できるものを選び、苦しさや不快感がある場合は使用を中止してください。 強いいびきや無呼吸がある場合は、マスクで様子を見るのではなく、医療機関へ相談しましょう。
まとめ
寝ているときのドライマウスには、口呼吸、鼻づまり、部屋の乾燥、水分不足、唾液の減少、薬の副作用など、さまざまな原因があります。
まずは、日中からこまめに水分をとる、寝る前の飲酒やカフェインを控える、寝室を適度に加湿する、鼻呼吸しやすい環境を整えるといった対策を取り入れましょう。
口腔保湿ジェルやスプレー、就寝用マスクなども、乾燥感を和らげる補助として活用できます。 ただし、口を閉じるテープやマウスピースを自己流で使っても、ドライマウスの原因が解決するとは限りません。
歯科医院では、口腔内の乾燥状態や唾液の状態を確認し、虫歯・歯周病の予防、保湿用品の選び方、マウスピースの必要性などについて相談できます。 全身疾患や薬の副作用が疑われる場合には、医科と連携して原因を調べます。
「寝るときだけだから」と我慢せず、口の乾燥が続く場合は、まずかかりつけの歯科医院へ相談しましょう。
大阪歯科大学附属病院「ドライマウス外来」(大阪歯科大学附属病院)
参考情報・出典
歯周病とは?初期症状・進行段階・予防と治療法(関連ページ)
虫歯とは?進行段階ごとの症状・治療法・予防法(関連ページ)
歯ぎしりの原因と治し方(関連ページ)
口臭の原因は?セルフチェックと歯科でできる対策(関連ページ)
予防歯科とは?メリット・デメリットを歯科医が解説(関連ページ)
診療案内(関連ページ)
予防・メンテナンス(関連ページ)
関連ページ:
スカイビル歯科では、口腔内の乾燥状態、虫歯・歯周病リスク、口臭、歯ぎしり・食いしばりの有無を確認し、必要に応じて医科とも連携します。
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この記事の監修者
スカイビル歯科 院長
三島 彰太
日本歯科大学生命歯学部卒業 / 令和6年 スカイビル歯科院長就任
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