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マウスピース矯正は型取り不要?iTeroによる歯型採取の流れとメリットを歯科医が解説

最終更新日:2026年4月4日

皆さんこんにちは。

横浜駅東口から徒歩3分(駅直結)のスカイビル歯科です。

マウスピース矯正を検討している方の中には、「歯型取りが苦手」「型取りで気持ち悪くなってしまう」「できればあの工程を避けたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

従来の歯科治療では、ゴムのような印象材をお口いっぱいに含み、その状態を数分間保たなければならない歯型取りが一般的でした。人によっては強い不快感があり、吐き気を催してしまうこともあります。

一方、マウスピース型矯正装置では、こうした従来の歯型取りを行わずに治療を進められるケースがあります。当院では、口腔内3Dスキャナー「iTero element 5D」を用いて、お口の中をスキャンしながら歯型の情報を取得しています。

今回は、マウスピース矯正は本当に型取り不要なのか、従来の歯型取りとの違い、iTeroの仕組みやメリット、3Dシミュレーションで確認できることまでわかりやすく解説します。

マウスピース矯正は本当に型取り不要?

マウスピース矯正では、従来の印象材を使った歯型取りを行わず、口腔内3Dスキャナーで歯列の情報を取得できる場合があります。

当院のマウスピース型矯正装置による治療では、「iTero element 5D」という機器を用いて歯型取りを行っています。これは、ペン型の小さなスキャナーをお口の中にかざし、歯並びや噛み合わせの情報をデジタルデータとして記録する方法です。

そのため、従来のように印象材をお口いっぱいに入れて数分待つ必要がなく、不快感を抑えながら歯型を採ることができます。

従来の歯型取りがつらい理由

歯科医院で行う従来の歯型取りは、ゴムの臭いがする印象材をお口の中に入れたまま、一定時間動かずに待たなければならないことがあります。

これが苦手な方は少なくありません。特に、嘔吐反射が出やすい方や、口の中に物が入っている感覚が強い方にとっては、大きな負担になることがあります。

また、印象材が固まるまで待つ必要があるため、緊張しやすい方や歯科治療に不安がある方にとっては、それ自体が通院のハードルになってしまうこともあります。

iTeroとは?口腔内3Dスキャナーで歯型を取る仕組み

iTero(アイテロ)は、口腔内3Dスキャナーによって歯列の情報を読み取り、そのデータをもとに治療計画を立てたり、マウスピース型矯正装置(インビザライン)のアライナーを作製したりできる装置です。

仕組みとしては、パソコンのスキャナーに近いイメージです。ペンタイプの小型スキャナーをお口の中にかざしながら、歯や歯ぐきの状態を連続的に読み取っていきます。

印象材を使わないため、スキャン時に痛みや強い不快感を伴うことはほとんどありません。歯や粘膜を傷つけることもないので、従来の歯型取りが苦手な方にとって負担を軽減しやすい方法といえます。

iTeroによる歯型取りのメリット

iTeroによる歯型取りには、主に次のようなメリットがあります。

  • 印象材を使わないため、不快感が少ない
  • 嘔吐反射が出やすい方でも受けやすい
  • 短時間で歯列の情報を取得しやすい
  • デジタルデータとして保存・確認しやすい
  • マウスピース矯正の治療計画に活用しやすい

特に、「型取りがつらくて矯正治療に踏み切れなかった」という方にとっては、治療を始める心理的なハードルを下げやすい点が大きなメリットです。

従来の歯型取りと比べて精度はどう違う?

従来の歯型取りは、術者の経験や手技、印象材の状態、採得時の温度や時間によって仕上がりが左右されることがあります。必要な部分の情報が十分に採れていなかったり、変形が起きたりすることもあります。

一方、口腔内3Dスキャナーで読み取ったデータは、非常に精度の高い情報として記録できます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)のように、細かな調整を積み重ねながら歯を動かしていく治療では、歯型データの精度が重要です。iTeroによるデジタルスキャンは、その点でも大きなメリットがあります。

3Dシミュレーションで治療後のイメージを確認できる

iTeroを使ったマウスピース矯正では、歯型を採るだけでなく、矯正3Dシミュレーションを確認できることがあります。

これは、治療を始める前の段階で、歯がどのように動いていくのか、治療後にどのような歯並びを目指すのかを3Dアニメーションで確認できるものです。

マウスピース型矯正装置での治療をご希望の方にとっては、完成イメージを事前に確認できるため、治療後のイメージがつかみやすく、納得して治療を始めやすいというメリットがあります。

印象材を使わず、短時間でシミュレーションまで進められる点も、iTeroならではの特長です。

マウスピース矯正を検討している方へ

マウスピース矯正は、見た目の自然さや取り外しのしやすさだけでなく、歯型取りの負担を抑えやすい点も魅力のひとつです。

特に、従来の歯型取りで不快感が強かった方、嘔吐反射が心配な方、矯正治療に興味はあるけれど最初の一歩を迷っている方には、口腔内3Dスキャナーを使った診断が向いていることがあります。

マウスピース矯正そのものの特徴や治療内容について詳しく知りたい方は、矯正治療のページもあわせてご覧ください。

まとめ

このように、iTeroを用いたマウスピース矯正では、従来の不快な歯型取りを行わずに歯列の情報を取得できる場合があります。

印象材による型取りが苦手な方にとっては、治療を始めやすくなるだけでなく、高精度なデータをもとにした診断や3Dシミュレーションによって、治療後のイメージもつかみやすくなります。

マウスピース矯正や歯型取りへの不安がある方は、スカイビル歯科までお気軽にご相談ください。

この記事の監修者

スカイビル歯科 院長:三島 彰太

スカイビル歯科 院長

三島 彰太

日本歯科大学生命歯学部卒業 / 令和6年 スカイビル歯科院長就任

患者さまの状況やニーズに合わせて、保険治療・自由診療・各種クリーニング・審美治療など、最適な治療をご提案しております。