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インプラントは本当に痛い?術後いつまで続く?痛みの真実と対処法

最終更新日:2025年10月16日

インプラント手術は「痛そう」「怖い」というイメージを持たれがちですが、実際の痛みは想像ほど強くありません。
現代のインプラント治療では、麻酔技術の進歩により手術中の痛みはほとんど感じず、術後の痛みも多くの場合、数日で治まります。
この記事では、インプラント手術での痛みの程度や、痛みが出やすいケース、痛みを和らげる方法などを歯科医師の視点で詳しく解説します。

インプラント手術中は痛い?麻酔でほぼ無痛に

局所麻酔でほとんど痛みを感じない

インプラント手術では、歯を抜くときと同じ「局所麻酔」を使用します。
麻酔がしっかり効いていれば、手術中に痛みを感じることはほぼありません。
「押される感じ」「振動」などの刺激はありますが、鋭い痛みはありません。

静脈内鎮静法でリラックスして受けられる

緊張しやすい方や、手術への恐怖心が強い方には「静脈内鎮静法」という方法もあります。
点滴で鎮静剤を投与し、ウトウト眠っているような状態で手術を受けることができるため、「気づいたら終わっていた」と感じる方も多いです。
全身麻酔とは異なり、意識は保ったまま安全に施術が行えます。

インプラント手術後に痛みが出るのはなぜ?

インプラント手術後に痛みが出るのは、手術によって歯ぐきや骨を切開・形成したことによる一時的な炎症反応です。

痛みの原因と仕組み

  • 歯ぐきの切開部分が炎症を起こしている
  • 骨を削る際の刺激が残っている
  • 縫合糸(糸)による違和感や軽い痛み
  • インプラント体が骨に馴染む過程での反応

これらはいずれも「治癒過程」で起こる一時的な反応であり、通常は数日〜1週間ほどで自然におさまります。

痛みのピークは手術後2〜3日

手術直後は麻酔が残っているため痛みはほとんど感じません。
麻酔が切れると少しずつ痛みが出てきますが、多くの方は痛み止めを服用すれば日常生活に支障がない程度です。
最も痛みを感じやすいのは、術後2〜3日。
それを過ぎると徐々に落ち着き、1週間前後でほとんど気にならなくなります。

術後の痛みと腫れの対処法

冷やすタイミングに注意

術後12〜24時間は、頬の外側からタオルで包んだ保冷剤などを使って軽く冷やすと、炎症や腫れを抑えられます。
ただし冷やしすぎは血流を悪くし、治りを遅くするため注意が必要です。

痛み止めの正しい使い方

処方された痛み止め(ロキソニンなど)は、痛みを感じ始める前に服用すると効果的です。
「まだ大丈夫」と我慢せず、指示どおりに飲みましょう。
市販薬を使う場合は、医師または薬剤師に相談するのが安心です。

安静が一番の回復薬

術後当日は血流が活発になると痛みや腫れが強くなるため、入浴・飲酒・激しい運動は避けましょう。
睡眠をしっかりとり、身体を休めることが早い回復につながります。

痛みが長引く・強い場合に考えられる原因

1週間以上痛みが続く場合

通常、痛みや腫れは1週間ほどで落ち着きますが、それ以上続く場合は以下のようなトラブルの可能性があります。

  • インプラント周囲炎(細菌感染による炎症)
  • 縫合糸が取れて傷口が開いている
  • 噛み合わせによる負担

痛み止めで改善しない場合や、熱を持つ・膿が出るなどの症状があるときは、早めに歯科医院を受診してください。

痛みを最小限にするためのポイント

事前のカウンセリングと精密検査

CTによる骨の状態や神経の位置の確認は、術後トラブルの回避に直結します。
事前にしっかりとシミュレーションを行うことで、必要最小限の切開で済み、痛みや腫れを大幅に抑えることができます。

歯科医院選びのポイント

インプラント治療の経験が豊富な歯科医師がいる医院を選びましょう。
設備や滅菌環境が整っているか、麻酔・鎮静法の対応があるかも重要なチェックポイントです。

メンテナンスで長く快適に

術後の経過が良くても、定期的なメンテナンスが欠かせません。
インプラント周囲炎の早期発見・早期治療ができるよう、3〜6ヶ月に1回は歯科検診を受けましょう。

インプラントに関するよくある質問(FAQ)

Q. インプラントの痛みは親知らずの抜歯より強いですか?

一般的に、インプラントの痛みは親知らずの抜歯よりも軽いと感じる方が多いです。
抜歯では神経や歯ぐきへの刺激が大きいのに対し、インプラントは人工物を埋め込むため、術後の痛みが少なく済むケースが多くなっています。

Q. 痛み止めを飲んでも痛い場合は?

薬の効果が切れてしまっている可能性があるため、処方された時間間隔を守りながら追加で服用しましょう。
それでも強い痛みが続く場合は、感染や噛み合わせの問題が考えられるため、我慢せずに再受診してください。

Q. どれくらいで普通に食事できますか?

多くの場合、手術の翌日から柔らかいもの(おかゆ・スープ・ヨーグルトなど)は食べられます。
しっかり噛む食事は1週間ほど経ってからが目安です。医師の指示に従って徐々に通常の食事へ戻していきましょう。

まとめ

インプラント手術は「痛みが強い」というイメージを持たれがちですが、実際には麻酔の効果でほぼ無痛で行えます。
術後の痛みも一時的で、2〜3日をピークに落ち着くケースがほとんどです。
痛みを最小限に抑えるには、信頼できる歯科医院での事前カウンセリング、術後のケア、そして定期メンテナンスが欠かせません。
不安がある方は、ぜひ一度歯科医師に相談し、自分に合った治療計画を立てましょう。

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